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2023.05.31

内視鏡検査の快適さを追求! 当院の取り組みを学会で発表

当院の看護師が、第90回 日本内視鏡技師学会で学会発表を行いました。この学会は、内視鏡技師たちが集まり、最新の情報や技術を共有する場です。

私たちは、患者さんたちがより快適な状況で内視鏡検査を受けられるように、日々問題点に向き合い、工夫を重ねています。これは一般的にはあまり知られていない取り組みです。

しかし、私たちの知見や改善策は、他の病院の医療者や患者さんにも役立つはずだと考えました。そのためには、同じような疑問や課題を抱える医療者たちと情報交換し、意見を頂くことが重要でした。その一環として、この学会で発表を行うことになりました。

【患者さんの快適さを追求】

内視鏡室の温度調整に着目しました。大腸内視鏡検査を受けたことがある方ならご存知かもしれませんが、下剤を内服すると体温が下がり、検査室が寒いと体調が悪化し、検査後に自宅で休養する必要が生じることがあります。

一般的に検査室の室温は、医療者は暑い、患者さんは寒いというジレンマがありますが、私たちはこの課題に向き合い、患者さんと医療者の両方が快適な環境で検査を受けられる方法を模索しました。

【室温の適正設定で快適さを追求】

実際に、当院では患者さんから頂いたアンケートのご意見をもとに、室温の適切な設定に取り組んできました。その結果、「適温で気持ちよく受けられた」「前回の他院での検査と比べて寒さが軽減された」「頭痛の頻度が少なかった」といった好評をいただいています。

【学会発表と今後の取り組み】

学会では、このような取り組みや室温の適正設定方法について発表しました。私たちは、患者さんの快適さを追求し、内視鏡検査をより良い環境で受けられるよう努めています。

患者さんに安心・安全な検査を受けてもらうにはどうすれば良いかを考え、より良い医療を提供するために、私たちは日々意見交換する場を設け改善を続けています。

当院の取り組みが学会で発表され、他の医療機関にも共有されることで、より多くの患者さんが内視鏡検査を受ける際に快適な環境で過ごせることを願っています。私たちは患者さんの健康と快適さを第一に考え、内視鏡検査のクオリティを高めるために努力を続けていきます。

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