胃がん危険度チェック

胃がん危険度チェック

胃がんの発生は、ピロリ菌感染や生活習慣と関わりがあるとされています。以下のチェックリストの項目に該当するものが一つでもあれば、胃がんへの備えを忘れてはいけません。胃がんは痛みなどの初期症状がほとんどないことが多く気付きにくい病気です。胃がんになる人が増え始める40歳を過ぎたら、胃カメラ検査を1度は受けることをお勧めします。

□ ピロリ菌に感染している。または過去5年以内にピロリ菌を除菌したことがある
□ 胃潰瘍 や 十二指腸潰瘍になったことがある
□ 健診などで 慢性胃炎といわれたことがある
□ ABC健診:胃がんリスク健診で、B群 C群 D群といわれたことがある(ABC健診は、ピロリ抗体とペプシノゲン検査を組み合わせた検査です)
□ 血縁者に胃がんになられた方がいる
□ 肉やハム、ソーセージなどの塩分の多いものをよく食べる
□ 魚より肉類が好きで、野菜もあまり食べない
□ 煙草を吸う習慣がある(電子タバコ含む)
□ 運動不足である
□ 毎日のようにお酒をよく飲む
□ 肥満である
□ がん家系である
□ 仕事、人間関係でストレスにさらされている
□ 睡眠不足など不規則な日常生活をおくっている
□ 最近急に食欲がなくなった
□ お腹に違和感があり、張ったような感じがする
□ お腹がキリキリ痛んだり、締めつめられる感じがする

胃がんは、日本全国で1年間に約135,000人が診断されます。男性に多い傾向にあり、40代から増加して、高齢になるほど多くなります。がんが見つかった方の中で、男性では前立腺がんに次いで2番多いがん(89,000人)、女性では4番目に多いがん(40,000人)です
また男性のがん死亡では、肺がんに次いで胃がんが2番目に多く毎年29,000人の方が命を落としています。前立腺がんは12,000人です。

前立腺がんに比べ、胃がんの死亡率が高い理由として、
①初期の段階では腫瘍マーカーが陰性であること(血液検査で見つかりにくい)
②初期の胃がんは、バリウム検査では見つけることが難しく、胃カメラによる検査が必要ですが、受診できる人数が限られていること
③ABC検診で要検査になっても精密検査(胃カメラ)を受ける方が少ないこと
④胃がんは進行が早く、症状が出たときには病状が進んでいて完治できないこと
が考えられます。

しかし胃がんは早期の段階で発見できれば高い確率で治すことができます

早期の胃がんでは、ほとんど自覚症状がありません。したがって、無症状の時期に発見することが重要となります。
進行すると次の症状をきたします。

□ すぐに満腹になる、胸やけ・胃もたれがある、食後吐き気がする(吐いてしまう)
□ みぞおちあたりが痛む
□ 便秘と下痢を頻繁に繰り返すようになった
□ 胃が張る感じが増えてきた
□ 全身だるくて、体重が減ってきた
□ おなかに「しこり」を触れる
□ 真っ黒な便 ( 黒色便 )が出るようになった
□ 貧血が続く
□ 顔や手が黄色くなってきた

疑わしい症状が現れた場合は医療機関に受診することを強くお薦めいたします

チェックの結果はいかがでしたでしょうか? 複数個 当てはまった方は、もしかすると胃がん があるかもしれません。そのほかにも緊急性が高い胃潰瘍などの病気の場合もありますので、お近くの消化器内科にご受診ください。町田市の つくしの駅前内視鏡クリニックでは胃がん が疑わしい方の精密検査から一般外来診察まで幅広く対応しております。些細なことでも構いませんので、いつでもお気軽にご相談ください。

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