ブログ

2020.04.07

~有難うございます~

久々のブログです。

休診日のある日、インターホンが鳴りました。モニターにはマスク姿のかかりつけの患者さま。何か書いてある紙をカメラにみせてくれます。

「明日予約がありますが、いま風邪気味ですので、受診できません。」

大学病院時代から私の外来に何年も通院されていらっしゃるかたです。消化器疾患の継続的な治療が必要な患者様です。

すぐに診たいと思ったスタッフですが、私が配給制になったマスクを医師会に取りに行っており不在のため、帰院後すぐに電話再診にて処方させて頂くことを伝えました。

かかりつけの患者さまが、風邪ぎみだからと受診を自粛しなくてはいけないのは、医療崩壊以外の何ものでも無く、今後どうすればよいのかと、スタッフと共に悔し涙をこらえつつ業務を続けました。

「外出禁止で会社を休まされて暇だから何年もうけていない健診をうけたい」「今は病院が空いていると聞くから、なんでも診てくれると思った」「どうせ肺炎は診ていないんだし、うつらないでしょう?」などと言う方が他の医院には未だに来られているそうです。

私が大学病院で診ていた患者様の中には、「大きな病院が外来中止になり抗がん剤を受けにいけないでいる」「ディサービスから病院にしばらく受診するなといわれていて薬がたりない」などという方が大勢いらっしゃいます。他の患者さまのいない休診日にインターホン越しに伝える気遣いができる患者さま。ご自身がご病気を抱えていらっしゃるからこそ、他人の命の重みも想えるのでしょう。

人のために行動できる方は、人のために長く生きていて欲しい。そして当院にはそのような患者さまがとても多いです。

TEL.042-850-7140 24時間WEB予約 WEB問診
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